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AlphonseのCINEMA BOX

管理人Alphonseが観た映画の感想を書いているブログ。

松本零士特集


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■銀河鉄道999について

ここでは代表作の一つ「銀河鉄道999」について書いていこうと思います。

1作目 銀河鉄道999

殺された母の復讐を果たすため、主人公星野鉄郎は999に乗る。というお話。

ヤマト人気絶頂の頃、TV版が放送され、満を持しての劇場版。
星野鉄郎の顔を変更し、少年の成長物語として描きました。
渡っている最中に橋が崩落するアクションシーン。
女性の手を握る少年。それにハッとする女性。
そしてキスで驚く少年。
これまでのTVアニメでは描かれなかったようなシーンが数多く存在しています。

ラストには漫画版ともTV版とも異なるアルカディア号に乗ったハーロックも登場。
エメラルダスも登場し、松本零士キャラ総出演という豪華さ。
エンディングはゴダイゴの歌う「銀河鉄道999」。
歌詞の内容が作品の内容と、これ以上ないほどシンクロ。
実はこの曲。希望に満ちているため、応援歌のように扱われがちですが、歌詞の内容からもわかるように失恋ソングなのです。
同時期の海援隊の「贈る言葉」と同じ扱われ方です。

この作品を世に出すため松本零士氏とりんたろう氏は生まれてきた。と思えるほどの完成度。

余談ですが橋が崩落するシーンは後に宮崎駿監督が「ナウシカ」の中で戦車が橋を渡るシーンで真似しています。

2作目 さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅

前作の人気を受けて製作された続編。事実上完結編。
地球で機械化人と戦っていた鉄郎は、メーテルのメッセージを受け取り、再び999に乗る。というお話。

前作が名作すぎるがゆえに、続編を作ることの難しさがよくわかる作品。
前作と同じようにラスト、ハーロックやエメラルダスも登場してきますが、さすがに2度目は1度目ほどの興奮もないまま終了。

救いはラストに流れる「SAYONARA」でしょうか。

3作目 銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー

前作から数十年ぶりに製作された続編。
地球で鉄郎は囚われの身になっていた。そこへメーテルのメッセージが。再び999に乗る。というお話。

鉄郎の顔が漫画版、TV版と同じに。
地球から旅立つ際には線路が破壊されてしまい、鉄郎は二度と地球には戻って来られないのでは?
という、なんとも波乱に満ちた幕開けをし、ラストはヤマトの後ろ姿が映るカットで終了。

続編が作られるような期待をさせつつ、その後は映像化されませんでした。

その他

2000年以降にOVAやTV版、実写版も製作されましたが、私が観ていないので何ともいえません。

シリーズ物として

2作目以降、長く続編を製作しなかったため、ヤマトほど混沌とすることはありません。
3作目のエターナル・ファンタジーを知っている方は少ないのではないでしょうか。

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