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管理人Alphonseが観た映画の感想を書いているブログ。
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SPECIAL BOX。
第8弾は、「機動警察パトレイバー」特集です。
最近、誰もこのサイトにやってこなくなってきたのをいいことに(笑)
思いっきり趣味の世界に走ってみようかということで、今回の特集となりました。
(とは言っても、すでに充分趣味の世界ですが。。。)
今回はこの作品に対する思い入れということをメインにいろいろな角度からこの作品について書いていこうと思います。
インターネットを開始する頃、ハンドルネームとしていいものはないかと思っていた際にちょうどハマッていたのが機動警察パトレイバー。
その主人公「泉野明(「いずみ のあ」と読む)」が搭乗するメカの愛称としてつけられたのが「アルフォンス」なのです。
当時、プラモデルにもハマッており、プラモデルパッケージに書かれていた英語が「Alphonse」だったという。。。
とこれにて「ハンドルネームの由来の巻、完」(じゃなくて。。。)
それでは、お楽しみください。
機動警察パトレイバー・パトレイバー・PATLABORの各商標・著作権・知的所有権等は、HEADGEAR・バンダイビジュアル・TFC・小学館、その他各著作権・諸権利保有者・制作企業に権利が帰属します。
Mobile Police PATLABOR(TM)(C)HEADGEAR,EMOTION,TFC
「1999年東京。ハイパーテクノロジーの急速な発展と共に、あらゆる分野に普及した汎用人間型ロボット「レイバー」。
レイバーの登場で、土木・建設作業の効率は飛躍的に向上。
しかし、それと共にレイバーを使用した犯罪が急増。警視庁はこれに対処すべく、警視庁警備部に特殊車両2課を新設。
通称『パトレイバー隊』の誕生である。」
という前フリがTV版では必ず行われていましたが、要するにこの作品の時代設定です。
1999年の東京で汎用人間型ロボット「レイバー」が存在するという仮定の中でのお話です。
もっと簡単に言ってしまうとロボットアニメなんですなぁ。これ。
で、その作品の経歴ですが、
1988年ビデオシリーズとしてスタート
1989年劇場公開
1989年日本テレビ系でテレビシリーズ放送
1990年第2期ビデオシリーズスタート
1993年劇場公開
されました。
同時期に漫画も週刊少年サンデーで連載されていました。
現在では珍しくないですが、メディアミックスといったビデオ、映画、漫画という複数の媒体で1つの作品を楽しめるといった手法を取っています。
角川書店がすでにこの手法をやっていましたが、アニメや漫画で行うのは初の試みであったようです。
今ではゲームとインターネットがメディアとして加わることでしょう。
原作はヘッドギア。
ヘッドギアとは
脚本担当・伊藤和典
漫画家・ゆうきまさみ
キャラクターデザイン担当・高田明美
メカニカルデザイン担当・出渕裕
監督・押井守
の5人のメンバーで構成されたパトレイバー原作グループです。
パトレイバーはゆうきまさみと出渕裕が原案を元にメンバーを集めヘッドギア原作として様々な会社に持ち込み、
88年バンダイからビデオシリーズが発売されました。
基本的にストーリー重視で、1話(または2話)完結です。
はじめてこの作品を観たのは、映画1作目です。
95年頃ですから、すでに作品としての製作はすべて終了してしまい、世間の熱は冷めたころでしょう。
レンタルビデオを見始めた頃で、映画ばかりみていたのですが、
アニメ作品は複数の巻にまたがるシリーズ物が多く、また「ハマると抜けられなくなるだろうなぁ」という思いから、
あえて2時間程度でケリのつく映画版をレンタルしたのでした。
ところが、「謎のレイバー暴走事件が多発。その謎を追いかけるうちに。。。」というミステリアスな展開が妙に私の心にヒットしたのでした。
この作品は、「ロボットアニメでありながらミステリーなのか。」と勝手に解釈し、
即、映画2作目をレンタル。
あまりに作品の雰囲気が違うので、多少戸惑い。
「ミステリアスな展開はビデオシリーズにあるのかも。。。」
と期待したのが運のつき。すっかりハマってしまい、
OVA第1期からOVA第2期、TV版を観倒した後は、いつの間にか
主人公「泉野明の成長物語」であったことに気づかされたのです。
物語の前半でこそ大学のサークル卒業したての雰囲気だったのに、
いつの間にやらしっかりした警察官へと成長してゆく。。。
その過程がなんともいいんですなぁ。
最近、やっと漫画を読破し、久しく眠っていたパトレイバー熱が再燃。
今回の特集となったのです。
インターネットではあまり私のように成長物語に熱中した人が少ないという不満のもとにこの作品への思い入れを書きなぐってみたのでした。
それまでのロボットアニメといえば、勧善懲悪でしたが、「機動戦士ガンダム」あたりから「戦争」を描く作品が増えてきました。
凝りに凝った設定。善悪の区別のない争い。
「ガンダム」の頃からロボットアニメは暗くて笑いのないものがほとんどでした。
ある意味ロボットアニメの限界みたいなものが見え初めていたのもこの頃です。
「ロボットが戦争する話しかないのはおかしい。」
という漫画家のゆうきまさみのアイデアと、メカデザイン担当の出渕裕が警察官ロボットをデザインしたのがきっかけで、この作品ははじまりました。
OVAの第1期を見てみるとわかりますが、ロボットアニメファンで製作された作品というより、特撮ファンとアニメファンが製作したような雰囲気が漂ってます。
特車2課の制服がウルトラ警備隊のようなのは偶然ではないでしょうし、怪獣が登場したりしますから。
ただ、マニア向けという感じが抜けておらず、個人的にはあまり好きになれない作品ばかりです。
それでもロボットアニメとしては斬新であったことは間違いないでしょう。主人公が女性ですから。
この後、劇場版第1作を経てTVシリーズへと以降しますが、劇場版第1作が後のアニメ作品に与えた影響は大きいのでは?
「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」といった推理小説の世界がアニメに登場するようになり、BABELのシーンや、2足歩行のシーンのCGの登場や、ウイルスによる工場の感染などは、後の「新世紀エヴァンゲリオン」を彷彿とさせます。
ですが、これはすべて後日談。
当時の斬新さから言えば、コンピュータをこれだけ効果的に作品の中で登場させ、ミステリアスな展開をしたアニメはこれが最初ではないでしょうか?
TVシリーズは、スポンサーの意向など制約が多いためか勧善懲悪の雰囲気が強いのですが、警察官としての正義感や、職業意識といったものが現れていて、それまでのロボットアニメにない人間ドラマをメインに描かれているような感じを受けました。
当初は半年の予定だったらしいのですが、最終的に1年間放送されました。
人気あったんですなぁ。
後に「逮捕しちゃうぞ」という警察官のアニメがTVアニメで成立するあたりも興味深いことです。
TVシリーズの後、媒体がビデオに戻りますが、この頃はロボットアニメというより、アニメの可能性を追及していたような感じをうけます。
TVに登場した以上、かなり人気があったことは確かなので、好き放題していても受け入れられたのでしょう。
ビデオ版の「VS.」という話はただの忘年会をアニメにしただけで、これが作品として成立すること自体驚きでした。
そして最後に劇場版第2作で完結するのですが、これはもう擬似戦争映画の雰囲気。
監督押井守の独壇場といった感じがしないでもありません。
しかし、この頃には「AKIRA」もアニメ作品として登場しており、一部の人のための趣味の世界からより現実的な題材へと変更せざるを得なかったようにも思われます。
この作品の冒頭に出てくる新機種レイバーの試用シーンは今見ても見事な作画で関心させられます。
また、「逮捕しちゃうぞ」の原作者藤島康介がメカデザインとして登場しており、製作をスタジオディーンが行っています。
後にスタジオディーンで「逮捕しちゃうぞ」がアニメ化されるのも偶然ではないでしょう。
後のロボットアニメだけでなく、アニメ自体にも多大な影響を与えていることは確かな作品で、これ以外にも色々なシーンが後のアニメに登場していることは間違いない作品です。
まさしく80年代から90年代へ以降する際の代表作ではないでしょうか。