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管理人Alphonseが観た映画の感想を書いているブログ。
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SPECIAL BOX。
第16弾は、「レッドクリフ」特集です。
三国志を題材にジョン・ウーが監督した超大作。
「レッドクリフ」特集です。
Part I
後漢末期、中原を制した曹操(チャン・フォンイー)は、その矛先を南へと向ける。
趙雲(フー・ジュン)、関羽(バーサンジャブ)、張飛(ザン・ジンシェン)といった一騎当千の武将が善戦するも、その圧倒的な兵力に劉備(ヨウ・ヨン)は、軍師諸葛亮(金城武)を孫権(チャン・チェン)の元に遣わし連合して曹操を迎え撃とうとするのだった。
Part II
孫権と同盟を結んだ劉備ではあったが、謎の疫病が蔓延する戦場から撤退してしまう。
戦場に残った諸葛亮と孫権配下の大都督周瑜(トニー・レオン)は曹操軍に対抗すべく策をめぐらすのだった。
三国志の世界を映画化。
日本でも小説、漫画、人形劇、ゲーム、アニメとあらゆる媒体で扱われ、中国史の中でもっとも面白いとされる時代の映画化だ。
ハリウッドでも「ラストサムライ」、「300」などいくつか歴史大作が登場しているが、ハリウッドではないアジアの映画人による歴史大作。
これまでの三国志といえば劉備を主人公に据えるのが常であったが、この作品は周瑜をメインに据えている所がポイント。
ジョン・ウーの漢字表記が呉宇森なので、「呉」に思い入れがあるのかどうかは不明だか、これまでの三国志とは違った視点で見せてくれる。
周瑜と諸葛亮が琴で解り合ったりするシーンは、いかにも東洋って感じがした。
また、前半の趙雲は強すぎる感もあるが、槍の使い方が新鮮だったし、CGかどうかはともかく逃亡する領民や、そのあたりの地形はリアルで
「本当にこんな所を逃げたんじゃないだろうか」
と思ってしまった。
三国志を知っている人にはどちらかというとおさらいのような感じで、後半はつまらなかったかもしれない。
実際、私も観ているうちに眠くなり八卦の陣のシーンは観ていない。
そんな私の不満を知ってか知らずか、Part IIは女性が大活躍する。
三国志の世界には女性が数える程しか登場しない。
それを逆手にとって需要な役目をさせるあたりは、ジョン・ウー版三国志を観ているようで面白かった。
東南の風が吹いてから戦いが始まるまでが長いので、そこでダレた人やここを短くすれば1作品に収まったかも。
と思う人もいるかも知れないが私はこのくらいジらされても面白かった。
また、水上戦のイメージが強い赤壁の戦いを陸戦まで描き、大軍の曹操軍に対抗するため孫権軍が密集して戦っているシーンは
「史実もそうなのでは?」
と思ってしまった。
「300」にも似たような戦法で大軍と戦うシーンがあるが、「300」は伏兵を用いることが出来たはずなので、この映画の方がよりリアルではなかっただろうか。
他にも悪役として描かれることの多い曹操が、兵を気遣っていたりして単なる勧善懲悪だけに留まらない歴史大作としてよく出来た作品でした。
三国志と初めて出合ったのはNHKの人形劇です。
この頃は歴史物に全く興味がなく他の番組ばかりみていました。
その後、コーエーのゲームで概略だけは把握できるようになりました。
横山光輝の漫画があるのは知っていましたが、60巻にも及ぶ大作を読む気になれず。。。
しばらくして読みたい小説がなくなった頃に吉川英治の「三国志」で、
「天下三分の計」
「三顧の礼」
「泣いて馬謖を斬る」
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」
などの意味をやっと理解しました。
初めて読んだ時は関羽に感動していたのですが、
趙雲のようになりたいと思ってみたり、
諸葛亮の言葉に感動したり、
曹操の活躍ぶりに目を見張ったり。。。
これ程読む時期で気になる人物が変わる作品はそうありません。
レッドクリフでは関羽にもっと活躍して欲しかったのですが、彼の魅力が爆発するのは赤壁以前と以後なので仕方ありません。
趙雲の最大の見せ場を奪うわけにもいかんでしょう。
劉備は名君主として小説で描かれていますが、レッドクリフでは冴えないワラジ売りでした。
周瑜がその代わり大活躍です。
この他にも吉川版「三国志」と比較しても面白いですが、キリがないので、このあたりで。
興味のある方は史実と映画の違いとか、他の小説、ゲームとか
いくらでもあるので調べてみてはいかがでしょう。
以下のサイトの情報を参考にさせていただきました。
レッドクリフ公式サイト(作品リスト作成に参考とさせていただきました。)
フリー百科事典「ウィキペディア」(作品リスト作成に参考とさせていただきました。)
映画パンフレット・プログラム・チラシ大辞典(画像はここから入手しました。)
ありがとうございました。