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AlphonseのCINEMA BOX

管理人Alphonseが観た映画の感想を書いているブログ。

トゥームレイダー特集


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■編集後記

今回は映画よりも、ゲームよりです。
初めて「トゥームレイダー」に出会ったのは

「トゥームレイダー ゴールデンマスク」の体験版。

アクションゲームで人を殺すのはいかがなものかと思っていた矢先、

このゲームの中に現れる透明人間のような敵と透明な足場の美しさ。
「インディ・ジョーンズ」のようなトラップと秘宝探し要素満載のゲーム展開。
迷い込んだ先に現れる全く新しい光景とそれまでのルートとの意外な接点。。。

体験版であるにも関わらず、「製品版が欲しい」と唯一思ってしまったゲームでした。

以後、
「トゥームレイダーII」+「トゥームレイダー ゴールデンマスク」の製品版でジャンプの難しさに悪戦苦闘。
「トゥームレイダーIII」+「トゥームレイダー ロストアーティファクト」の製品版でアイテムやシークレットの発見に悪戦苦闘。
「トゥームレイダーIV ラストレベレーション」でそのステージの多さに圧倒。
「トゥームレイダーV クロニクル」で「なんだこれだけ?」という欲求不満が残ってしまい、「The Times」やレベルエディターで製作されたものまでプレイする始末。
どれも難しすぎたり簡単すぎたりでしたが、個人的に名作としている

Piega作「The Sanctuary Of Water, Ice And Fire」

に出会いやっと一段落といった感じです。
是非一度プレイしてみてください。

他にもララの衣装や敵の画像を変更したりしすぎて、もはや別のゲームと化したカスタムレベルもやってみましたが、これをプレイしてからは、他のどのカスタムレベルも熱中出来ません。

日本人によるカスタムレベルの名作は「秀吉の鎧」ですかね。
日本の「城」をモチーフにした点としっかりとした造形に、好感が持てました。

それでも日本人によるカスタムレベルは、どれも難し過ぎるような気がしてます。
もっとお馬鹿なレベルもあっても面白いかなと思ってます。


ゲーム版トゥームレイダーの歴史を追記(2011/10/8)


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■ララ・クロフトについて

シリーズ全編、ゲームプレイヤーの分身として登場するのがララ・クロフトである。
もともとはCoreDesign社がイギリスにあったためか、「ララ」ではなく「レイラ」であったが、アメリカでのヒットを機に、「レイラ」から「ララ」へとネーミングが変更されたという。
(日本語版のパッケージのみ「レイラ」と表記され、1作目から「ララ」だったという説もある。)
1作目からのオールドファンは今でも「ララ」ではなく「レイラ」と呼ぶ人も多い。

生年月日は2月14日のバレンタインデー。
国籍はもちろんイギリス。
趣味はゲームの内容からも想像できるようにロッククライミングや射撃。

1作目では髪も短く若いイメージだったが、2作目からはおなじみの三つ網の長髪で登場。
4作目からは幼い日のララ・クロフトも登場。

基本的にエジプトやインドなど、熱い地域で活躍することが多いためタンクトップに短パンというのがメインの衣装。
他に、
夜間や建物への潜入に適したブラックスーツ
水中でのアクアラング
ネバタなどの砂漠用の衣装
南極などの寒冷地仕様の衣装
など状況に応じて衣装を変えているのも魅力の一つ。

個人的には南極時の衣装が大好きである。


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■ゲーム版トゥームレイダー(ゴールド)

ゲーム版トゥームレイダーには「ゴールド」と呼ばれるものが存在する。

これは前作発表から次回作発表までの間に出されるオマケ的ゲームのことで

これまでに

1作目と2作目の間に「トゥームレイダー ゴールド」
2作目と3作目の間に「トゥームレイダー ゴールデンマスク」
3作目と4作目の間に「トゥームレイダー ロストアーティファクト」
4作目と5作目の間に「The Times」

がある。(5作目発表時点。)

基本的にゴールドは製品版購入者がインターネット上からダウンロードして製品版CD-ROMで動作可能という形のものだが、「The Times」は製品版CD-ROMがなくてもプレイできる。
今では製品版とゴールドを1製品として購入出来るものもある。

難易度的にはオマケ的ゲームとは言えないほど難しいものもあり、製品版を上回るものが存在するのも確か。
「トゥームレイダー ゴールデンマスク」の「ジャングル」でのシークレット(を参照のこと)取得は本編を上回る難易度を誇る。

(開発時期にもよるのだろうが、ゴールドは次回作の予告編的イメージがあるのは私だけ?)

注:「シークレット」とは

取得するためにより高度なテクニックを必要とするアイテムのこと。
各ステージに数個配置されている。
取得が困難な場所や見つけにくい場所にあることが多く、一度ゲームクリアした後、シークレット完全制覇を目指して再度ゲームをプレイするプレイヤーが後を立たない。
このゲームの文字通り「人気の秘密」の一つとなっている。

ゲームクリアには支障がないため無理に取得する必要はないが、すべて取得すると「トゥームレイダーIII」「トゥームレイダー ロストアーティファクト」ではボーナスステージがプレイできたり銃の弾丸が無制限になったりと通常以上の楽しみが待っている。


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■ゲーム版トゥームレイダーの歴史

ここからは、ゲーム版トゥームレイダーについて書いていこうと思います。

CoreDesign社により、アクションゲームの命とも言うべき基本動作のロジックが数年の月日を経て開発される。
その3Dアクションに謎解き要素を加えてEIDOS社より

1996年、1作目「トゥームレイダー」が発売された。

CoreDesign社と深いつながりのあったセガサターン版が発売され、のちにPCやプレイステーションへと移植される。
当時PCでの動作環境は、DOSであったがこれほど快適にキャラが動き、美しい画像を持ったゲームが無かったらしく爆発的人気を博す。
のちにMacでの動作も可能となり、人気は不動のものに。

1997年にWindows上で動作する「トゥームレイダーII」が登場。
もちろんプレイステーション版やMac版も登場。
以後、「トゥームレイダーIII」「トゥームレイダーIV」「トゥームレイダーV」と続編をリリース。
全世界で累計2300万本を売り上げる大ヒットゲームとなる。

ゲーム自体は「トゥームレイダーIV ラストレベレーション」を持って一応の完結を見るが、人気作の宿命か続編
「トゥームレイダーV クロニクル」を発表。
これまで描かれなかったララ・クロフトの冒険譚が描かれる。
ゲーム自体は「トゥームレイダーIV ラストレベレーション」で完結しているため、それ以上の面白さを敢えて追求しなかったのか、開発を中止する意向だったのか不明だが、これにはおまけと呼ぶには反則技とも思えるものが付属された。

プレイヤーが独自のゲームを製作することが出来る「レベルエディター」なるものがそれだ。

「トゥームレイダーV クロニクル」で満足し切れなかった人や、これまでの「トゥームレイダー」シリーズで満足できなかったプレイヤーによって無数のカスタムゲーム(「レベル」とトゥームレイダーファンの間では呼ばれる)が生まれることとなる。
映画版「トゥームレイダー」が公開されたのはこの頃である。

映画公開後の後日談

「トゥームレイダーV クロニクル」以降は、

  • 製品版
  • レベルエディターで製作されたカスタムレベル

の2種類が同時期に存在することになるため、歴史も公式(プロ)、非公式(アマ)の作品について説明しなくてはならない。

プロの作品である製品版に関して

「トゥームレイダーV クロニクル」の後、待ちに待った続編「トゥームレイダー 美しき逃亡者」が発表される。
しかし、あまりの操作性の悪さに酷評を受けシリーズは存続の危機に瀕するのである。
これをおもく見た発売元のEIDOS社は開発元をCoreDesign社からCrystal Dynamics社へ変更し、「トゥームレイダー レジェンド」を発売。
以後、「トゥームレイダー アニバーサリー」「トゥームレイダー アンダーワールド」と続編をリリースしてゆく。

開発元が変更されたため、CoreDesign社が開発した1作目から6作目までを旧トゥームレイダー。(またはクラシックトゥームレイダー)
7作目以降を新トゥームレイダー。と呼ぶことがある。

のちに発売元のEIDOS社はSquare Enix社に買収され、「トゥームレイダー」シリーズはSquare Enix社より発売されることとなる。

アマの作品であるレベルエディターに関して

元々レベルエディターは「トゥームレイダーV クロニクル」に付属されたソフトであるため、「トゥームレイダーV クロニクル」購入者以外は利用できない。
ところが、海外のサイトにレベルエディターがアップロードされて以来、レベルエディターで製作されたカスタムレベルが増加し続けることになる。

挙句の果てにレベルエディターを解析し、独自のレベルエディターまで作成してしまった。
そのためか、レベルエディターで製作されたカスタムレベルと製品版が絶えず比較されるようになったためか、ともかくレベルエディターは公式には無かったものとして封印されることになる。

それでも、現在では世界中の「トゥームレイダー」ファンによるカスタムレベルをレベルエディターで楽しむことが出来る。


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■後日談

ここでは後日談からこの作品を見ていこうと思います。

アンジェリーナ・ジョリーについて

この作品をきっかけに主演のアンジェリーナ・ジョリーは日本で人気を博するようになります。
(「十七歳のカルテ」の頃は繊細で傷つきやすい少女を演じていたのですが。。。)
「トゥームレイダー」シリーズの後、「Mr&Mrs.スミス」の共演を気にブラッド・ピットと結婚しました。
(「Mr&Mrs.スミス」の方が「トゥームレイダー」よりは面白いかな。)

強いヒロインの登場

「強いヒロイン」という作品の草分けになった作品でもあります。
後の「バイオハザード」シリーズなどはその典型です。
(まぁ、「バイオハザード」自体「トゥームレイダー」と似たゲームなので映画版もそれにならったという感じですが。)

ゲーム版「バイオハザード」をプレイしていないのでなんとも言えないのですが、映画版「バイオハザード」の1作目ではおさげ髪の女性が登場します。
この人が黒いタンクトップを着ていてララを意識しているとしか思えませんでした。

「エイリアン VS. プレデター」でもエイリアンと戦う戦士として女性が登場しています。

冒険活劇として

元祖とも言える「インディ・ジョーンズ」シリーズが映像的に古いイメージがあるためかTVではよく放送されます。
確かに、人間同士の殺し合いは見ていてあまり気持ちのいいものではありませんから。

この他にも
「ハムナプトラ」シリーズ
「ナショナル・トレジャー」シリーズ
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ
などがあります。
本作が冒険活劇の火付け役になったかどうかは疑問です。


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